今回は、伝承作品の「輪飾り」を作ってみました。
輪つづり、わっかつなぎとも呼ばれているようです。
私の中では輪飾りと言えば「お誕生日」とか「パーティー」のときに部屋を飾るもの、といったイメージですが、代表的な七夕飾りの一つです。
調べてみると、輪飾りの輪は空の星を表していて、それをつなげることで天の川を表しているそうですよ。
いろんな色を使えば綺麗ですが、まさか輪飾りが天の川だったとは知りませんでした!
七夕はもともと機織りや裁縫の上達を願う行事ですが、「つながる」という意味で、お裁縫が上達しますように、という願いを込められているという説もあります。
私はそもそも「機織りや裁縫の上達を願う行事」ということも知りませんでした。織姫と彦星の再会のための愛のイベントだと笑
短冊と共通しているのですが、色は青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)の5色で作ると、魔除けの意味になるそうです。
七夕について知らないことばかりだったので、かなり勉強になりました。昔の人が考えた意味や願いを知ると、七夕飾りを作るときにより楽しくなりますね♪
もちろん、七夕のときもお誕生日などのパーティーのときも、好きな柄で折っていいと思います。
作っているときが一番楽しい作品ですよね。
折り方手順
- STEP.1折り紙を点線で半分に折ります。
- STEP.2点線で半分に折ります。
- STEP.3さらに半分に折ります。
- STEP.4折り紙を広げます。
- STEP.5折りすじに沿ってハサミで切り離します。
- STEP.6切り離した折り紙の片端にのりを塗り、輪っかにして貼り合わせます。
- STEP.7次のパーツを1つ目の輪の中に通します。
- STEP.81つめのパーツと同様に片端にのりを塗って輪っかにし、貼り合わせます。
- STEP.9お好みの数だけ輪をつなげたら、輪飾りの完成です。