カニ(伝承)

伝承作品の「カニ」です。
1枚の折り紙で、8本の脚と、2本の爪、2つの目もちゃんと表現されている、リアルなカニが出来ます。
通常サイズの折り紙で折っても、完成品は沢ガニほどの大きさになるほど、細かく折られています。
これまで私が折ってきた伝承作品の中で、一番細かい作品だったかもしれません。
細かく織り込んでいったかと思いきや、一旦すべて広げて折りたたみなおしたり、かなり細かい作品ですが、その分リアルですし、できたときの達成感はかなりあります!
ぜひ挑戦してみてください!
「カニ」の折り方手順
1.折り紙の色の面を上にして置き、点線で半分にして折りすじをつけます。


2.角を中心に合わせるように点線で折ります。


3.点線で半分にして折りすじをつけます。


4.裏返します。

5.点線で半分にして折りすじをつけます。


6.折りすじに沿って折りたたみます。



7.角を中心に合わせるように点線で折りすじをつけます。


8.折りすじに沿って角を開いて潰すように折ります。



9.残り3面も同様に折ります。

10.角を中心に合わせるように点線で折りすじをつけます。


11.折りすじに沿って角を開いて潰すように折ります。



12.残り3面も同様に折ります。

13.一旦全て広げます。

14.白線部分にハサミで切り込みを入れます。


15.STEP.1-12と同様に折ります。

16.角を折り上げます。


17.上下の向きを逆さにします。

18.隙間から折り紙をめくり、色の面を出すように広げます。




19.そのまま折りすじに沿って、鶴の基本形のように折りたたみます。



20.角を開いて潰すように折ります。



21.残り3面も同様に折ります。

22.点線で折ります。


23.残り7面も同様に折ります。

24.点線で角を内側に折り込みます(中割り折り)。



25.反対側も同様に折ります。

26.残り6ヶ所も、同様に少しずらしながら中割り折りします。

27.点線で中割り折りします。



28.残り7ヶ所も同様に折ります。

29.手前の角がめくれない場合は、裏表1枚ずつめくります。


30.手前の1枚をめくって点線で折ります。


31.側面の角を引き出し、中割り折りします。




32.反対側も同様に折ります。

33.点線で折り、角を隙間にしまいます。




34.点線で中割り折りします。




35.反対側も同様に折ります。

36.点線で折ります。


37.点線で斜めに折り返します。


38.点線で折ります。


39.点線で斜めに折り返します。


40.角を引き寄せるように折ります。



41.反対側も同様に折ります。

42.上に折り上げます。


43.点線で角を表に返すように丸く折ります(かぶせ折り)。




44.反対側も同様に折ったら、かにの完成です。

