このページでは折り紙の「お雛様」をまとめています。簡単かわいいお雛様、つるしびな、うさぎや猫のお雛様などひな祭りの飾りにおすすめな19作品を掲載中です。詳しい折り方は記事内の手順や動画をご覧ください。
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2022年1月28日「 お雛様(原案:おりがみの時間)」を追加



















お雛様/男雛と女雛(原案:おりがみの時間)折り方図解

おりがみの時間考案の「お雛様(男雛と女雛)」です。
冠をかぶった男雛の顔と、釵子(さいし)をかぶった女雛の顔はそれぞれ折り紙1/2枚でできます。(釵子は白や黒だと寂しかったので他の色の折り紙を重ねています)
着物の折り方を変えることで、平面で飾ることも立てて飾ることもできます。
それぞれ手に持っている笏(しゃく)と桧扇(ひおうぎ)も、今回は折って作ってみました。
過去に投稿した「おひなさま」より手順が多く折り方も少し難しくなっていますが、良かったら折ってみてくださいね。
「お雛様(男雛と女雛)」の折り方動画
折り方は下のYouTube動画で公開していますので、ぜひ見てみてください。
「お雛様(男雛と女雛)」の折り方手順
完成イメージはこちら↓

- 男雛・女雛の顔用折り紙 (15cm×7.5cm/黒)各1枚
- 男雛・女雛の着物用折り紙 (15cm×7.5cm)各2枚
- 笏・桧扇用折り紙 (3.75cm×3.75cm(1/4の折り紙をさらに1/4にしたもの))各1枚
- (あれば)ほっぺ用丸シール(5mm/赤)4枚
- (あれば)目用丸シール(3mm/黒(く塗ったもの))4枚
- のり
- (テープ)
- ペン
※丸シールのサイズはお好みで変えてください。丸シールがなくてもペンで描けば大丈夫です。
- 折り紙の折り方を、無断で外部に公開するのはおやめ下さい
※「公開」とは…転載、転用、再編集などを含みます - 出来上がった作品を、ネットオークションやフリマ(アプリ含む)などで販売するのはおやめ下さい
…その他、作品の利用についての詳細は「折り紙作品の利用規約」ページをご覧ください。
男雛の顔
1.まず男雛の顔から折っていきます。折り紙の白い面を上にして置き、点線で半分にして折りすじをつけます。


2.上の端を折りすじに合わせて折ります。


3.もう一度上の端を折りすじに合わせて折ります。


4.折り紙を広げます。

5.角を折りすじに合わせて折り、戻します。


6.角を折りすじの中心に合わせて折ります。


7.折りすじで折ります。


8.裏返します。

9.角を上から3番目の折りすじに合わせて折ります。


10.角の位置で後ろに折ります。


11.裏返します。

12.右端を折りすじに合わせて、浮いた角はつぶすように折ります。



13.反対側も同様に折ります。

14.色の境目で角を折ります。


15.下から2番目の折りすじを、一番下の折りすじに合わせて折ります。


16.折りすじで折り返します。


17.右端を折りすじに合わせて、浮いた角はつぶすように折ります。



18.反対側も同様に折ります。

19.角を少し折ります。


20.裏返します。

21.ペンや丸シールで顔を自由に描き入れたら、男雛の完成です。(今回は目に3mm、ほっぺに5mmの丸シールを使用しました)

女雛の顔
22.続いて女雛の顔を折っていきます。折り紙の白い面を上にして置き、点線で半分にして折りすじをつけます。


23.上下の端を折りすじに合わせて折ります。


24.上の端を折りすじに合わせて折ります。


25.折り紙を広げます。

26.角を折りすじに合わせて折り、戻します。


27.角を折りすじの中心に合わせて折ります。


28.折りすじで折ります。


29.左右の端を角の位置に合わせて折ります。


30.裏返します。

31.角を上から3番目の折りすじに合わせて折ります。


32.点線で後ろに折ります。


33.裏返します。

34.1枚めくったところの折りすじ(画像の白線部分)に合わせて、点線で折ります。



35.折りすじを折り目に合わせて折り、戻します。


36.角を折りすじに合わせて折り、戻します。


37.折りすじで折ります。


38.横の折り目を一旦開き、点線の折りすじを押し込んで谷折りします。





39.谷折りしたところを囲むひし形の折りすじをつまんで山折りにし、開いたところを戻します。





40.反対側も同様に折ります。

41.裏返します。

42.冠用の折り紙の裏にのりを塗り、上の端を揃えて貼り付けます。

43.はみ出たところは後ろに折って貼ります。


44.裏返します。

45.点線で折ります。


46.点線で折ります。


47.点線で後ろに折り、折りすじをつけます。


48.上下の向きを逆にします。

49.折りすじに沿って角を内側に折り込みます(中割り折り)。


50.中割り折りの後ろの折り目を、角の先につながるようにつまんでずらします。



51.反対側も同様に折ります。



52.頭の上の端から少し出るよう、お好みの位置に調整して折り、のりやテープで貼り合わせます。


53.髪の毛に隙間があれば隠すように折り目を調節してください。


54.ペンや丸シールで顔を自由に描き入れたら、女雛の顔の完成です。(今回丸シールは男雛と同じものを使用しました)

着物(男雛・女雛共通)
56.続いて着物を作ります。(男雛・女雛共通)折り紙の白い面を上にして置き、上の端を2mmほど開けて点線で折ります。


57.左右の端を合わせて半分にし、折りすじをつけます。


58.同じものをもう1枚作ります。

59.1枚を裏返します。

60.両手で持って筒状に丸め、右側の白い面を左側の隙間に差し込みます。



61.2つの角がぴったり重なるまで差し込みます。


62.襟の合わせ目を折りすじにぴったり合わせ、平らになるように折ります。

63.裏返します。

64.もう1枚を、1枚目の色の境目の2mmほど下に合わせて重ね、のり付けします。

65.裏返します。

66.1枚目の折り目に合わせて折ります。


67.反対側も同様に折ります。


68.右側の白い面を左側の隙間に差し込みます。


69.角を結ぶ線で後ろに折ります。


70.裏返します。

71.(立てて飾る場合)2つの角だけ隙間にしまいます。



72.立てて飾れる着物の完成です。

73.(平面に飾る場合)残りの1つの角も隙間にしまいます。


74.裏返したら、平面に飾る着物の完成です。

男雛の笏(しゃく)
75.続いて男雛の笏(しゃく)を作ります。折り紙の白い面を上にして置き、点線で半分にして折りすじをつけます。


76.角を中心に合わせて折ります。


77.右下と左下の端を折りすじに合わせて折ります。


78.角と角を合わせて折ります。


79.左右の端を折りすじに合わせて折ります。


80.上の角を少し折ります。


81.裏返したら、笏の完成です。

女雛の桧扇(ひおうぎ)
82.続いて女雛の桧扇(ひおうぎ)を作ります。折り紙の白い面を上にして置き、点線で半分に折ります。


83.さらに半分に折って折りすじをつけます。


84.角と角を合わせて折りすじをつけます。


85.裏返します。

86.右の折りすじをつまんで持ち、中心の折りすじに合わせて折ります。




87.反対側も同様に折ります。

88.点線で折ります。


89.点線で折ります。


90.浮いたところをのり付けします。

91.裏返したら、桧扇の完成です。

仕上げ
92.パーツを組み合わせます。

93.男雛の頭の隙間に着物を差し込み、のりやテープで貼ります。


94.胸元に笏をのりで貼ったら、男雛の完成です。

95.女雛の頭の隙間に着物を差し込み、のりやテープで貼り付けます。


96.胸元に桧扇をのり付けしたら、女雛の完成です。

97.男雛と女雛の完成です。

98.立てて飾るとこんな感じです。
